2014年6月18日水曜日

国立新美術館で「魅惑のコスチューム:バレエ・リュス展」本日より開催

こんにちは。

ちょっとしたニュースの紹介なんか、このブログを作った時にはどんどんするつもりだったのに、筆の重さゆえに全然書けていなかったのを再起動を機会に反省、調子を取り戻すまで書き方が収まらなくても更新頻度を上げて対応できるようにしていこうと思います。読みにくかったりしたら申し訳ないですがその点はご容赦くださいませ。

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◆伝説のバレエ団をコスチュームで振り返る「バレエ・リュス展」 - ピカソ、シャネル、マティスらも参加

ファッションプレスなんてサイトを普段から見ているわけではもちろんありませんが(笑)、クラシック音楽関係ならまあ、Twitterあたりから情報が拾えるようにはしています。そういう情報を時間が経てば流れていっちゃう消えものではない形に残すこと、それは「カレンダー」の方の目的でもあります故、今後はこういう更新も増やします(ということで自分にプレッシャをかけてみます)。

クラシックの人として、バレエ・リュスをまったく知らない人もいらっしゃいますまい、でも再現でもいいのだけれどその舞台を見た方はどれくらいいらっしゃいますでしょう。
その昔、私がまだ吹奏楽をしていた頃に「ペトルーシュカ」を演奏したのですが。そのためにいろいろと調べ物をする時まで、当時の舞台についてはいくつかの写真と舞台美術などのイラストだけしか認識がなかったのです。だから、音だけで聴いた印象と、バレエから受ける印象とには相当のギャップがありました。「春の祭典」だってそうです、今となってはそれほどトリッキィでもないモダンダンスに見えてしまう(いや、もちろんその源流のひとつである、ということなんでしょうけど)。「火の鳥」に至ってはオリジナルの振付によるヴァージョンは「白鳥の湖」なみのわかりやすさ、極めてシンプルなお伽話です。それをことさらに「野蛮主義だよ」「三全音キタ━(゚∀゚)━!」って側面からだけ捉えてしまうのはまあ、仕方がない面があるにしてもそれほどほめられたことではありますまい。

いくつかの映像ソフトはきっとそれを補ってくれるでしょう(YouTubeなんかもありますからね)、また東京バレエ団のように過去のレパートリーをオリジナルに基づいて再現上演してくれる団体もあるから今なら実演を経験することができる作品もある。



でもそうでない作品は?という時、こういう企画は大いに役に立ってくれるはず。舞台衣装を原寸で、等身大で間近に見られる機会はめったにありません。そこで得られる感じ取りはきっと、よりいっそう作品を楽しませてくれるでしょうなあ…

と、まあ来場できないだろう地方の私は愚考致します次第。なかなか長期の開催です故、興味のある方はどうぞ。

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せっかくだから酸っぱいブドウ案件(笑)も書いておけ、ということで。国立新美術館、駅から直接のアクセスは容易だし、新しいから建物は綺麗なのですけれど。常設展がないのは物足りないですよね~(笑)まだ行けた頃にも、あまり好きにはなれなかった会場である、というのはひがみっぽく申し上げておきます(笑)。ではまた。

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追記。本展示の関連企画、福田一雄氏による「バレエ音楽の歴史とバレエ・リュス」のレポートがタワーレコードのサイトにアップされております。興味のある方はぜひ。



◆現代の芸術・ファッションの源泉 ピカソ、マティスを魅了した伝説のロシア・バレエ
魅惑のコスチューム:バレエ・リュス展 Ballets Russes: The Art of Costume


会場:国立新美術館 企画展示室1E

会期:2014年6月18日(水)~9月1日(月)
※8月12日を除く毎週火曜日休館


再起動

こんにちは。

…とさらっと始めるのはなんとも申し訳ない感じです。「カレンダー」の方がいつも押し気味の作業なものだから、こちらにはなかなか手がつけられず。できたらまとまった形で、順序立てて書こうと思っていた文章をまとめるだけの時間もなかなか取れぬまま、こちらは放置になってしまいまして。

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で、反省いたしました。時間がない、と言いつつもG+の方ではちょこちょこと書いていることをこちらに少しまとめて残しておく、あと時系は無視せざるをえないけれどトランペット練習日記を残しておく。それだけでも今後は更新していきます。

G+は便利だけどちょっと消えもの感がありますから、こっちに残すことにも何かしら意味があるかもしれませぬ。そもそも「短報」ラベルはそのためのものだったのですし。
また、練習日記はあとでラベルから整理して一定のまとまりにすることもできましょうから、きっとなんとかなる、んじゃないかなとポジティヴに捉えることにします。トランペットの練習でなんとなく掴んだ、未知を恐れない心づもり(近日転載)で以後精進します。

では今日は挨拶のみ。ごきげんよう。

2014年1月17日金曜日

新国立劇場2014-15シーズンのラインナップ発表

ご無沙汰しております。日々公演情報に追われていて何もできないのが歯がゆいところですが、グチよりもまず短報をば。

◆新国立劇場 オペラ 2014-15シーズンラインナップ


本日発表されました、新国立劇場の次期シーズン。って、まだ2014年は始まったばかりだ!って気もしますがまあ時間軸が少しずれるのでいいのかな(笑)。

新制作は「パルジファル」「マノン・レスコー」「椿姫」。ふむ。クプファーの、飯守泰次郎の「パルジファル」、ですか。なんかこれだけで音楽監督交代の意味があったような気がしてしまいます(笑)。

作曲家でみるとヴェルディが三演目(「ドン・カルロ」「運命の力」「椿姫」)、ワーグナーが二演目(「パルジファル」「さまよえるオランダ人」←オランダ人も飯守泰次郎指揮)であとはモーツァルト(「ドン・ジョヴァンニ」)にシュトラウス(J.とR.がそれぞれ一つずつ、「こうもり」と「薔薇の騎士」)、最後に松村禎三の「沈黙」。

個人的には比較的オーソドックスな演目が並んだ印象ですが如何でしょう。もちろん、演出次第でその印象は簡単に覆るでしょうけど。終わってみて手堅い初年度、期待以上のものもあったよ、ということになればいいな、と最近はなかなか伺えない一愛好家として思いました次第。

では以上短報でした。

2014年1月1日水曜日

今年はなんの年?

新年おめでとうございます。
本年もより一層の精進に励み、本体の方ではよりお役に立てるサイトを作ることをお約束しつつ、ご挨拶とさせていただきます。

ということで不慣れな硬いモードは終了です(笑)。また当初の予定通りの、ゆるめの雑記帳として日々書き綴らせていただきます。

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さて昨年はヴェルディ、ワーグナーにブリテンなどアニバーサリー・イヤーでクラシックの世界的には賑わいましたが、本年もまたいろいろとあるのだろうなあ(毎日誰かの誕生日(歌:風浦可符香)、毎日がスペシャル的な感じで)。
少し話が逸れますが。カレンダーの方で、タグに「アニバーサリー」をつくろうかどうか、少し迷ってやめた過去があります。ピアニストの方がショパン、リストを一曲はプログラムに組込むのを見ていたら、これはまったく使えないタグになるな、と思いまして。気が早い話ですけど、次の大きいベートーヴェン・イヤー(2020年=生誕250年)とか、考えただけでも怖いです。その頃にむこうのサイトがあるとはあまり思えないのだけれど(笑)。


そんなぼんやりとした想像で終わるのもあれですね、と調べてみましたら。非常に便利でほとんどネタつぶしなんじゃないか、ってサイトがございましたよ。

◆アニヴァーサリー・イヤーを迎える作曲家 2014(ショット・ミュージック)

こうも網羅されてしまっては、「ことしじわじわとこっちのブログで紹介していこうかな!」とか考えていた目算があっさり潰れちゃいます。ネタを返せー!(嘘ですよ)

まあ、少しばかりの説明と、何かしらの動画を付けてさらっと紹介する形ならできそうかな、と思うので期待しないでお待ちくださいませ。パヌフニクとかデュポンとか久しぶりにお名前を拝見いたしましたわ…

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で終わろうかな、と思ってリンク先のリストを見なおしていて気がつきました。あの人の名前がない!

◆伊福部昭 公式ホームページ(暫定版)

ことし2014年5月31日に生誕100年を迎えられる伊福部昭先生がいらっしゃらない!非道い!(誇張)

小芝居はさておいて、もしかすると世界一知られた日本の作曲家なのではないかと思われる伊福部昭先生のアニバーサリー、公式サイトは各種公演をきちんと拾っていくようですので要チェック、ですよ~(実は自分もいま、カレンダーの確認をしています)

以上、新年最初の映画は「モスラ」に決めた(小美人の歌が聴きたくなって)藤原でした。ではまた。